【電気代節約】団地の冬「暖かく過ごすコツ」とは?

団地暮らし

この記事では、築50年超えの団地暮らしで気になる冬の電気代について、安く効率的に「暖かく過ごすコツ」をご紹介します!

エアコンリモコン

冬の訪れとともに団地暮らしの私たちを悩ませるのが
「寒さ」です。

団地は建物の構造上、断熱材が無いため
外気温の影響を受けやすく

且つコンクリート壁が冷えやすい
という性質を持ちます。

団地暮らしの私たちはこの「寒さ」を凌ぎ
春までなんとしても生き延びるため

エアコンや電気ファンヒーターなど
あらゆる暖房器具をフル稼働させなければなりません。

今年の冬の電気代もどうなることか、戦々恐々としていることでしょう。
私もです。

今回はそんな電気代をなるべく安く抑えつつ
効率的に「暖かく過ごすコツ」についてご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧いただき、今年の冬も無事に乗り切りましょう。

エアコンを使うことが節約になるってどういうこと?

 各種暖房器具の定格消費電力

暖房器具例 定格消費電力量(W)
エアコン 6畳用 450
10~15畳用 750~1100
電気カーペット 3畳用 760~1000
ファンヒーター 1150
オイルヒーター 360~1500
ハロゲンヒーター 1200
電気ヒーター 800~1000

出典:経済産業省「節電アクション 冬季の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
引用:ダイキン工業株式会社「mission5-2 冬のエアコンつけっぱなし検証!」

 

電気代を節約するといっても
エアコンもなにも使わずただ厚着をして寒さを凌ぐわけにはいきません。

我慢の結果、体調を崩して
病院の出費が響いては元も子もありませんからね。

かといって
ヒーターもカーペットも毛布も
全部が全部電気を使ってしまっては過度に電気代を消費する結果になります。

私は北海道に1年だけ住んだことがありますが
オール電化の単身者用マンションで冬を迎えた時…
電気代だけで月3万円を超えて驚愕したのを覚えています。
(真冬でも部屋の中半袖で過ごせたからおかしいとは思ってたw)

電気代を節約するには暖房器具を極力減らすことがまず重要です。

複数の暖房器具を使うのではなく
メイン稼働するエアコンの暖房効率を上げましょう。

ではエアコンの暖房効率を上げるには何が必要でしょうか?

メイン稼働するエアコンの暖房効率を上げるには?

定期的なフィルター清掃

当たり前ですがエアコンは風を吸い込み吐き出す電化製品です。
風を吸い込む機能がそもそも低下してては性能は発揮できません。
フィルターは定期的に(できれば2週間に一度)清掃をしましょう。

室外機周りの障害物を無くす

ベランダなどに設置されているエアコンの室外機ですが
周辺を植木鉢や柵などで囲っていないでしょうか?

実はエアコンの暖房消費電力の約80%は
この室外機のコンプレッサーにて消費されます。

室外機の周りに障害物があると
空気を吐き出す妨げになり暖房効率が下がるので気を付けましょう。

外気の侵入を極力抑える

せっかくエアコンから暖かい風を送っても
窓からすき間風が侵入してはいつまで経っても暖まりません。

窓のすき間には
100円ショップで売っている「すき間テープ」を貼るなど工夫しましょう。

また「断熱カーテン」という商品もおすすめです。
カーテンと同じように設置して外気の侵入を防ぐ効果があります。

 

 

エアコン+サーキュレーターが最適解

冷たい空気が下へ下へと降りていく一方、
暖かい空気というのは天井付近に溜まっていきます。

そのためエアコンの風向きは常に下向き(床向き)にする必要があります。
まずは床を暖める→徐々に暖かい空気が下から上に上がって部屋全体が暖まるというのが理想です。

ただしそれでは時間がかかるため
より効率よく暖かい空気を回すためにサーキュレーターを使うのがおすすめです。

エアコンの風向きは下へ、その風を受ける先にサーキュレーターを置きます。
サーキュレーターは天井へ向けるのが最も効率よく循環するコツです。

注意点はサーキュレーターをエアコン方向に向けないことです。
風が互いに激突してしまい暖房効率がかえって悪くなります。

最後に

いかがでしたでしょうか?

電気代を抑えるにはまず
複数の暖房器具の使用をやめることから始めましょう。

メイン暖房をエアコンにしてその暖房効率を上げることが重要です。
エアコンの性能を理解し、障害を無くしていきましょう。

サーキュレーターを使用することでより暖房効率が上がり
結果的にこれまでより電気代を抑える効果に繋がると考えられます。

ぜひ今年の冬を乗り切る参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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