この記事では、【団地と北欧家具】の相性の良さについて紹介します。
団地に限らず、古い賃貸アパートやマンションでも当てはまるポイントが多いかもしれません。
築50年団地暮らしでも流行りの北欧家具をインテリアに取り入れて楽しんでいます。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、その異色とも思える2つのキーワードがどのように融合していったのか、探ってまいります。
団地の魅力とは?
まずはじめにお伝えするべきは、団地の魅力についてです。
高度経済成長期に日本各地に数多く建てられたこの集合住宅は、
半世紀以上経った今でも健在です。
最近ではリノベーション団地の流行もあり、
そのレトロな雰囲気が再注目されています。
私は都内の築50年団地に住んでいますが、
外壁の汚れや陳腐さ古さの印象は確かにあるものの、
昭和レトロな懐かしさや歴史を感じることは魅力に感じます。
以前住んでいた新築のマンションは、
洗練された外観と、充実の設備やシステム、
部屋は白を基調としたイマドキのデザインでしたが、
穏やかさや温もりといったあたたかみの類はあまり無かったように思いました。
団地と北欧家具の相性が良い理由
最近流行りのインテリアを見ると、
IKEAなど北欧家具を使ったインテリアが人気であることがわかります。
北欧家具のシンプルで洗練されたデザイン、自然素材の使用、そして明るい色彩など、
それらが日本の築古物件の特徴と調和するからだと考えられます。
北欧家具のシンプルさ
まず、北欧家具のシンプルなデザインは、築古団地の空間をより広々と感じさせます。
北欧家具はそのシンプルさからくる軽やかさがあり、
天井が低く圧迫感がありがちな団地でも重く見えることなく調和します。
また、北欧家具の明るい色調は、団地の暗い室内を明るくし、
快適な雰囲気を作り出すことができます。
自然素材が生み出す統一感
さらに、北欧家具で多く使用されている自然素材は、
築古団地のレトロな雰囲気と相性がとても良いと考えられます。
団地には、畳(たたみ)や襖(ふすま)、廻り縁(まわりぶち)など、
木の質感や風合いを持つ床や壁が多く見られます。
そのような環境において、北欧家具の木材や天然皮革を使った家具は、
部屋自体との一体感を生み出し、統一感を与えます。
また、北欧家具は、築古団地の古さや歴史を尊重しつつも、
現代的な要素を取り入れることができます。
団地はもはや時代遅れの設計や設備と言えるかもしれませんが、
一方で北欧家具はミッドセンチュリーのデザイン要素を取り入れたり、
遅れている機能性を重視したりすることができる可能性があります。
そうすることで築古団地の歴史的な雰囲気と、現代のライフスタイルの両方を満たすことができるのです。
まとめ
北欧家具は、団地独特の魅力を引き出すパートナーとも言えます。
そのシンプルなデザイン、自然素材、明るい色調、それらは古い建物に新たな息吹をもたらし、
懐かしくも現代的な心地よい空間を提供してくれます。
北欧家具の魅力を活かして、築古団地での生活をより快適にしていきましょう。