この記事では、築50年団地暮らしのDIYで手作りした洗濯機ラック(収納棚)の作り方を紹介します。
棚が欲しいけど丁度いいものが無い、そんなときにおすすめなのがDIYで作る手作り収納棚です。
壁に穴を開けない方法で作っていますので、賃貸のお部屋でもおすすめです。
洗濯機に手作り収納棚を作る方法
築50年団地の狭い洗濯機置き場に手作り収納棚をDIYしました。
初心者でも簡単にできるDIYの作り方と、手作りのメリット、
半年間使用しての感想などをご紹介します。
用意するもの
- 柱2本(2×4材)
- 棚板1枚
- アジャスター2セット
- 棚受け2つ
- ネジ
まずはホームセンターで材料を購入します。
柱となる2×4(ツーバイフォー)材と棚板は、
販売員の方にお願いしてその場で希望の長さにカットしてもらうことができます。
自分でカットできない場合は販売員の方にカットをお願いしてしまいましょう。
※2×4材の寸法はアジャスター分を差し引きます。詳しくはアジャスターの商品パッケージに記載があります。
アジャスターとは、柱の上下先端に設置して固定し転倒防止の役目を果たします。
これを使うことで賃貸でも壁や天井に穴を開けずに棚などを作ることができます。
アジャスターはラブリコやディアウォールが有名ですが、
最近ではホームセンターのオリジナルブランドでも販売されていて比較的安価に購入できます。
今回は金具が見えにくいディアウォールを購入しました。
1×4用と2×4用があるので、購入の際は規格に注意しましょう。
棚受けとは、柱に対して棚板を直角にして支える金具です。
棚板の大きさに合わせて好きな色やデザインのものを選びましょう。
大きすぎて棚板からはみ出たしてしまったり、
逆に小さすぎて棚板を支えきれなかったりするので注意しましょう。
作り方
ビフォー
それでは作り方を説明します。
- まずは事前にカットした2×4材の上下先端にディアウォールを取り付けます。
- 続いて棚を設置したい部分(洗濯機の後ろ)に柱を固定します。
- 柱に棚受けを取り付けます。
- 最後に棚板を取り付けて完成です。
棚板もネジで留めるつもりだったのですが
やや厚みが足らずネジが突き抜ける恐れがあったので
棚板は両面テープで固定することにしました。
棚を水平にするためには水平器を使うのがおすすめです。
ちなみにiphoneにはデフォルトで計測器アプリが入っています。
手作りするメリット
我が家のお風呂場の脱衣所は非常に狭く
洗濯機1台と人1人分のスペースしかありません。
備え付けの戸棚はあるものの高くて届かないため
お風呂に入るときの着替えやタオルを置く場所がなく困っていました。
既製品のランドリーラックの購入も検討しましたが
そもそも戸棚があるせいでランドリーラックが収まる高さがなく
かといって丁度いい高さの商品も見つからず諦めてしまいました。
一方で、手作りDIYであれば素材も高さも自分好みに作れるため
「サイズが合わない」「素材が気になる」など既製品ならではの悩みに時間を割く必要もなく
自分が欲しいところに理想の収納スペースを作ることができます。
また、ホームセンターで一通りの材料が揃うため初心者でも簡単にチャレンジできます。
既製品よりはるかに安い金額で作れるのも魅力です。
半年間使ってみた感想
住んでいる都内ではここ最近地震が頻発していますが
今のところ全くズレたり転倒の恐れもなく安定しています。
戸棚が高すぎて届かず困っていたタオルなどは
丁度いい高さの棚に置くことができてストレスが無くなりました。
お風呂場の脱衣所の棚に限らず、
この方法で家の中のあらゆるデッドスペースを収納棚にできる可能性ができました。
また何か手作りDIYができたらご紹介したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。