この記事では、夏の団地暮らしを快適に過ごすための「虫対策」について紹介します。
団地に住んでいると避けては通れない問題、それが虫の侵入です。
特に夏場に多く発生し、とても嫌な思いをすることが多いと思います。
今回はそんな団地の虫問題について、それぞれの虫に効果的な対策を紹介します。
快適な夏を過ごせるように、今のうちからしっかりと準備して夏本番を迎えられるようにしましょう。
【蚊】に対する対策
夏に一番悩まされる虫【蚊】に対する効果的な対策は、
団地暮らしを快適に過ごすためには絶対に避けられない問題です。
蚊に刺されてかゆい思いをするのはもちろん、
刺されなくても羽音が気になって不快に感じることがありますよね。
最悪の場合睡眠にも支障が出る場合があります。
それでは団地ならではの対策をいくつか紹介します。
まず、蚊の侵入を防ぐために窓やドアの隙間をしっかりと塞ぎましょう。
頻繁に窓を開けて外の風を入れる場合、網戸だけでは不十分なことがあります。
網戸に破れはないか、上下左右に隙間はないか、しっかりと確認しましょう。
網戸の修繕シールや隙間テープなどで侵入経路ふさぐことで効果的に対策できます。
また、蚊取り線香や殺虫剤を使用することも有効です。
ベランダや窓辺に蚊取り線香を置くことで、蚊を寄せ付けなくすることができます。
さらに、殺虫剤を使用すれば万が一侵入を許したとしてもすぐに駆除できる可能性があります。
殺虫剤は以前から電気式のものが主流ですが、最近ではコンセント不要で好きなところに置ける乾電池式や、殺虫剤特有の嫌な臭いを抑えて良い香りを発生させるものが販売されています。
他にもスプレー式、エアゾール式など様々な種類が店頭に並んでおり、用途やお部屋に合わせて使い分けることができます。
そもそも発生させないようにする対策としては、
蚊の繁殖源である水たまりをなくすことが重要です。
ベランダに植木鉢や雨水溜まりはありませんか?
それらには蚊の卵が産まれる可能性があります。
植木鉢の手入れの仕方、ベランダの水はけ具合など見直してみましょう。
【蜘蛛(クモ)】に対する対策
蚊に続いて注意が必要なのが、蜘蛛(クモ)の出現です。
蜘蛛は部屋の隅や家具の隙間を好みますので、
日頃から部屋の中を掃除して、常にキレイに清潔に保つことが大切です。
蜘蛛が巣を張りそうな場所には蜘蛛の巣除去スプレーを使用しましょう。
蜘蛛の巣除去スプレーは、既に巣を張られている場合はもちろんですが、
前もって噴射することで、巣を張られるのを防ぐ効果もあります。
ただし、屋外専用の場合がありますので使用する際には注意事項をよく読みましょう。
玄関付近、窓周りなど、蜘蛛の巣が発生しやすい箇所にあらかじめ噴射しておくことで1~2か月効果が期待できます。
【ゴキブリ】に対する対策
夏に限らず団地暮らしの一番の天敵となるのがこのゴキブリです。
※筆者がこの4文字を見るのも不快なので、以下「G」とします。
G発生は侵入経路を防ぐことが最重要です。
まず、侵入しやすい場所を探し、そこを重点的に掃除しましょう。
キッチンや風呂場などの水周り、ゴミ箱周辺などは特に好む場所です。
定期的な掃除や清掃を行い、食べ物のカスやゴミを片付けましょう。
次に、Gの侵入経路を完全に封鎖します。これが重要です。
窓サッシや玄関ドアの隙間を隙間テープなどで塞ぎます。
キッチンやお風呂場の排水口には排水栓を設置するなど対策しましょう。
エアコン室外機の排水ホースにもネットを被せるなど対策が必要です。
さらにキッチン下の収納や洗面所の収納を確認してください。
少しでも侵入経路となりそうな隙間があればパテなどで埋めましょう。
入居時既にパテで埋めた場合でも、時間が経って劣化やヒビ割れしている場合がありますので再度確認しておくといいかもしれません。
また、G駆除のために市販の捕獲剤や疑似餌を使用することも有効です。
これらの商品を使うことで、外部からのGの侵入を抑えることができます。
特におすすめなのは、屋外用の疑似餌です。
ベランダと玄関周りに設置しておくだけで、毒性の疑似餌を食べたGを侵入前に駆除できます。
筆者の住む築50年のボロ団地ですら、これのおかげで1年間一度もG侵入を許していません。
まとめ
以上、夏の団地暮らしにおける蚊・蜘蛛・Gに対する効果的な対策を紹介しました。
殺虫剤や市販の疑似餌などを使用することが効果的なのは明らかですが、
何よりもまずお部屋をこまめに掃除するなどして清潔に保つことが重要です。
そこに+αでこれらの対策を実践することで、きっと古い団地でも快適な夏を過ごすことができるでしょう。
虫が苦手な人はぜひ夏本番を迎える前の今のうちに準備しておいてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。