この記事では、賃貸でもできる「壁に穴をあけずに棚を作る方法」を紹介します。
築50年団地の我が家は賃貸で借りている部屋なので退去時の原状回復が必須です。
それでもこの殺風景な壁に何か飾りたい!という人は多いのではないでしょうか?
今回は、壁に穴を開けずに棚が作れる「ディアウォール」というアイテムを使って、
高さも幅も、自分の好きなように設計できるDIYの実例を紹介します。
ぜひ最後まで見ていってください!
準備するもの
- ディアウォール
- 棚受け
- SPF材(2×4)←柱になる部分
- SPF材(1×4)←棚になる部分
上記はすべてホームセンターで購入できます。
ひとつずつ紹介していきます。
ディアウォール(DIA WALL)
内臓されているバネの力で木材を突っ張り、簡単に柱を作れる便利アイテムです。
商品パッケージに必要な木材の規格と長さが記載されているので、その通りの木材を用意すれば誰でも簡単に施工できます。
同じような役割の商品でラブリコという超有名なシリーズや、ホームセンター各社オリジナルブランドの商品などもあったりします。
デザインや木材の突っ張り方、価格もそれぞれ違うので、お好みで選んでいただければいいかと思います。
なにか別の用途で横にして突っ張る時は耐荷重に違いあれど、今回のように本来の使用目的である縦に柱を突っ張る役割としてはほとんど大差ありません。
棚受け
こちらもデザインが気に入ってディアウォールのシリーズに揃えました。
サイズが柱の木材にピッタリなのと、必要なネジも同封されているので、作る際に悩むことがありません。
棚受けは、柱に棚を取り付ける際に必要なパーツですので、できるだけシンプルなものが良いですね。
最近では100円ショップでもそれなりにしっかりしたものが購入できます。
ホームセンターよりデザインが凝っていたりするので一度見てみるといいかもしれません。
SPF材(2×4材、1×4材)
SPF材とは、どこのホームセンターでもだいたい取り扱っている安価な木材です。
手に入りやすい上に値段も安く、またカットなど加工もしやすいため、DIY初心者にはうってつけの木材と言えます。
ただし、中には湿気で反り返っているものがあるのでよく見て選びましょう。
サイズは、2×4(ツーバイフォー)を柱用、1×4(ワンバイフォー)を棚用に購入しました。
ホームセンターに木材カットコーナーがありますので、その場で希望の長さにカットしてもらってから持ち帰りましょう。
ちなみに東急ハンズでも売ってます。同様にカットもしてくれます。
あったらいいな
・インパクトドライバー
安いもので十分です。1台持っておいて損はありません。
ドライバーとしてはもちろん、ネジを取り付ける際に木材が割れないようあらかじめ穴をあけておくのにも使います。
・紙やすり
木材の角を丸くしたり、トゲやささくれがあった場合に使います。
粗目が何種類かセットになっているものが便利です。
・ニス、ペンキ、オイル
木材を保護したり、色を加工する際に使います。
今回は使っていませんが、自分好みのデザインに作れるのがDIYの醍醐味です。
失敗してもそれが「味」になります。ぜひ挑戦しましょう。
棚の作り方
柱を設置する
まずは柱となる木材をディアウォールにはめ込み、棚を作りたい位置に設置します。
それぞれの柱の間隔は、棚となる木材の長さに合わせましょう。
多少位置がズレても、バネで突っ張っているだけなので簡単に修正できます。
あらかじめ棚受けを取り付けておくと後の作業が楽になります。
棚を設置する
続いて棚を設置していきます。
あらかじめ取り付けておいた棚受けに木材を乗せ、水平になっているか確認します。
木材がネジで割れないように、木工用ドリルなどで穴をあけてから取り付けることをおすすめします。
水平器は100円ショップでも手に入りますが、スマホの無料アプリで十分です。
iPhoneであれば「計測」というアプリがそれです。
カスタマイズする
もう既にこの時点で壁に穴をあけず棚を作ることができました。
ここからは完成した棚に穴を開けようが色を塗ろうが自由にカスタマイズしてOKです。
有孔ボード(パンチングボード)を取り付けて壁を作ってしまうのもいいでしょう。
フックを取り付けて好きなものをぶら下げるのもいいかもしれません。
まとめ
壁に穴を開けずに棚を作る方法、いかがでしたでしょうか?
好きな高さ、好きな幅、どんな部屋でも工夫次第で自由自在に作れるのがDIYです。
賃貸で原状回復が必須なお部屋でもインテリアを楽しむことができます。
以上、DIY初心者の方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。