【築50年団地で除湿器の効果を実感!】~梅雨の湿気対策・カビ対策に~

除湿器アイキャッチ画像 団地暮らし

この記事は、築50年団地暮らしの神器の一つ【除湿器】について、
種類や選び方、1年間の使用体験、お風呂場以外での活用方法について紹介します。

これからの梅雨の季節、
特に団地など、古いアパート・マンションは
湿気によるカビの発生が気になりますよね。

築50年団地の我が家のお風呂場には換気扇が設置されておらず、
湿気がこもってしまいカビがとても生えやすい状況でした。

しかし、1年間実際に除湿器を使用してお風呂場の湿気対策を行い、
カビの発生を防ぐことができました。

この記事が、除湿器の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

除湿器の種類と選び方について

除湿器の主な種類は、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式の3つです。
まずはそれぞれの特徴と選び方について簡単に説明します。

コンプレッサー式

コンプレッサー式除湿器は、冷媒を利用して湿気を凝縮する仕組みです。

いわゆる「高温多湿」の環境において効果的です。

販売されている多くの除湿器がこのモデルです。

他のモデルに比べて音が少し大きく感じるかもしれません。

デシカント式

デシカント式除湿器は、吸湿材と再生材を使用して湿気を取り除く仕組みです。

コンプレッサー式とは異なり、「低温の環境」でも効果的に湿気を取り除くことができます。

冷えやすい場所や冬季の使用に適しています。

コンプレッサー式に比べると静音性に優れています。

ハイブリッド式

ハイブリッド式除湿器は、コンプレッサー式とデシカント式の両方の特徴を組み合わせたものです。

湿度や温度に応じて適切なモードを選択することができ、幅広い環境に対応します。

コンプレッサー式と比べて静音性が高いです。

夜間や静かな場所での使用においても快適に利用できます。

除湿器の選び方

除湿器を選ぶ際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

  • 除湿能力
  • 季節
  • 静音性
  • 節電のしやすさ
  • 使用目的(洗濯物の乾燥など)

環境や使用目的に合った除湿器を選んで、快適な室内環境を実現してください。

ハイブリット式の除湿器を選んだ理由

1年前、私たち夫婦はこの団地に引っ越してきました。

築50年の団地ということもあり、お風呂場の設備は古く、換気扇がない状態でした。
(あるのは10cmの通気口のみ、換気機能はありません。)

団地のお風呂

そのため、お風呂上りに鏡や窓が曇ってしまうほどの湿気のたまり具合で、
カビが生えてしまうのは時間の問題だと思いました。

入浴後に扉を開け、キッチンの換気扇を回すことも考えましたが、
カビ予防には十分な対策とは思えませんでした。

そこで除湿器の購入を決意しました。

除湿器本体除湿器パネル

夏場に使うコンプレッサー式
冬場に使うデシカント式
両方の良いトコ取りのハイブリッド式

我が家に関してはどうしてもお風呂の湿気問題があったため
夏冬に限らず1年中使える除湿器である必要がありました。

比較サイトなどで色々検討した結果、

こちらのSHARP製のハイブリッド式除湿器にしました。

ハイブリッド式を選んだことで
季節によって新たにカビ対策を講じる必要がなくなり、
それ以上の余計な電気製品を買う必要もなくなりました。

ハイブリッド式除湿器を1年間使ってみて実感したこと

換気扇が付いていない古い団地のお風呂であるにも関わらず、
驚くことにほとんどカビを発生させることなく1年が経過しました。

お風呂上りは毎回、脱衣所から除湿器の風を浴室内に送り込んでいました。

除湿器お風呂

お風呂上りの1~2時間の稼働でこのくらいの水分が除去できます。

除湿器吸水量

湿度を含んだ空気を吸収して、乾燥した空気を出してくれるので
浴室内もあっという間に乾燥できます。

冬場は特に、湯気がもくもくになって他の部屋にまで湿気が行ってしまうので
やや長めに稼働させたりもします。

ただし除湿性能が優秀すぎて、
冬場の長時間の稼働は乾燥しすぎてしまうので注意が必要です。

タイマー機能があるので、
お風呂に入った後すぐに寝る場合でも安心して使えます。

音はややしますが、騒音ほどではありません。
少なくともキッチンの換気扇よりは静かだと思います。

リビングや寝室など扉1枚挟んでいれば全く問題ありません。

お風呂場以外での使い道

お風呂場以外でも使えるとてもありがたい機能が「衣類乾燥モード」です。

晴れている日はもちろんベランダに干しますが、
干せない雨の日でも気にせず洗濯を回すことができることが本当に助かります。

使用の際は、リビングなど広い空間よりも
扉を閉めてできるだけ密閉できる空間がおすすめです。

お風呂場でももちろん大丈夫です。
我が家の場合は、使っていない部屋が一つあるのでそこを部屋干しスペースにしています。

除湿器部屋干し

除湿器を下に配置して、衣類乾燥モードで風を当てていきます。
このとき扇風機があれば同時に使うことで洗濯物の乾くスピードが速くなります。

この1年間、雨が降った日はこの方法で洗濯物を干していました。

間違えて除湿モードのまま風を当てていた時はいつもより乾きが遅かったので、
機能の違いはわかりませんがやはり衣類乾燥モードで乾かすのが良いのだと思います。

まとめ

築50年団地暮らしの私たちにとって、
お風呂場のカビ対策は引越してきた当初から大きな課題でした。

しかし、1年間使用したこの除湿器のおかげで、カビの発生をほぼ防ぐことができました。

除湿器の効果は驚くほど高く、機能面でも優れていることを実感しました。

お風呂場だけでなく、部屋干しの衣類乾燥機能など、
古い団地で快適な生活を送るためには欠かせないアイテムと言えるでしょう。

お風呂場のカビ対策にお困りの方、またこれからの梅雨に向け湿気対策にお困りの方、
ぜひ除湿器を検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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