【バランス釜】お風呂をキレイに保つコツ~2つ穴(2口)配管の掃除方法~

バランス釜アイキャッチ 団地暮らし

この記事では、バランス釜タイプのお風呂に付いている2つ穴配管(2口配管)の掃除方法を紹介します。
これを見れば、引っ越し先が古いバランス釜でも簡単にお風呂掃除ができるようになります。

浴槽だけでなく、配管も定期的に掃除をして、キレイなお湯に浸かりたいですよね。
月一などスパンを決めて、お風呂の配管掃除に取り組んでみてください。

それではやり方と手順を紹介していきます。
ぜひ最後まで見ていってください。

バランス釜の2つ穴配管(2口配管)とは?

バランス釜

まず最初に、バランス釜の2つ穴配管について、その構造を知っておきましょう。

バランス釜は外から取り入れた空気を使ってガスを燃焼させ、発生した排気ガスを外に排出します。浴槽には上下2つの穴があり、連絡管でバランス釜とつながっています。下の穴(吸い込み口)から入った水を風呂釜内のパイプを通してガスの炎で温め、上の穴(吐き出し口)から浴槽に戻し循環させてお湯を沸かす仕組みです。

バランス釜は蛇口からお湯を出したり、シャワーで体を洗ったりできるほか、冷めてしまった浴槽のお湯を追い炊きすることもできます。

バランス釜の仕組み出典:【図解】バランス釜って何?使い方と注意点 (woman.chintai)

このように、バランス釜の2つ穴配管には「吸い込み口(下穴)」と「吐き出し口(上穴)」があります。

浴槽のお湯がぬるくなって追い焚きをする際に、この2つ穴配管を通して温める仕組みになっています。

普段の浴槽掃除では手が行き届かない箇所なので、カルキや雑菌が溜まりやすくなります。

さらに最近では、いわゆる「にごり系」の入浴剤が、配管内の汚れやカスが溜まる原因にもなっています。

快適なお風呂を維持するためにも、定期的に、できれば月一で掃除したいところです。

2つ穴配管(2口配管)の掃除方法

準備するものと手順、掃除する際の注意点を理解し、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

必要な道具の準備

バランス釜の2つ穴配管を掃除するためには、以下の道具が必要です。

  • ジャバ:市販されている専用の洗浄剤です。スーパーやドラッグストアで手に入ります。
  • ゴム手袋:掃除の際に洗浄剤から手を保護するために、ゴム手袋を使用しましょう。
  • ホース:洗浄剤散布後に、配管内の汚れを水圧で押し出すのに使います。
  • 使い古しの水筒用スポンジ:あったらいいなでOKです。配管の汚れが取り切れなかった時に使っています。

掃除の手順

以下の手順で、バランス釜の2つ穴配管を掃除します。

ステップ1 お湯を溜める

バランス釜1

上穴より10cmくらい上の水位までお湯を溜めます。

残り湯の場合は入浴剤が入ってないお湯にしましょう。

温度は40℃くらいが目安です。

ステップ2 洗浄剤(ジャバ)を配管内に散布する

バランス釜2

ジャバは「2つ穴用」を使います。
1つ穴用と間違えないように、購入時に注意してください。

バランス釜3

吸い込み口(下穴)にジャバの口を当て、ポンプのように10回ほど押し込みます。

そうすると、ジャバの中に入っている洗浄剤が配管内にまんべんなく散布されます。

それから1~2分追い焚きにします。

バランス釜4

ステップ3 ホースで汚れを取り除く

追い焚きを止めたら、吸い込み口にホースを差し込み、水を流して配管内の汚れやカルキを取り除きます。

すべての洗浄剤がしっかりと流れるようにしてください。

この時、最初に熱いお湯が上穴から出る場合があるので、やけどに十分注意してください。

ステップ4 仕上げに

バランス釜5

入浴剤の残りカスが配管にこびり付いている場合は、水筒用のスポンジを使うと簡単に落とせます。

ただし、突っ込みすぎて配管を損傷しないように気を付けてください。故障の原因となります。

最後にお湯を流して浴槽内を洗って終了です。

できればもう一回キレイなお湯を溜めて追い焚きすると完璧かなと思います。

まとめ

以上が、バランス釜の2つ穴配管を掃除する方法でした。
普段は追い焚きしないというお風呂でも、汚れや雑菌は時間とともに確実に増えています。
定期的なメンテナンスをすることで、快適なお風呂を保っていきましょう。

ぜひ、お試しください!

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