この記事では、「向かいのお宅から部屋が丸見えかも?」という、団地(集合住宅)ならではの悩みを解決します。
使用するのは窓に直接貼り付ける目隠し用の「窓フィルム」です。
窓フィルムを貼ることで、向かいのお宅から部屋の中が見えてしまう心配がなくなります。
また、日中は常時カーテンを開けることができるようになり、天気の良い日は思いっきり陽の光を取り込むことができます。
初心者でもとても簡単に取り入れられるDIYです。
ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、試してみてください。
窓フィルムの特徴
まず最初に窓フィルムの特徴について説明します。
特徴① 目隠し効果
一番の特徴は目隠し効果です。
基本的に窓というのは透明なガラスですので、カーテンをしない限り外から部屋の中が丸見えです。
しかしながらカーテンを閉めると陽の光が入りにくく、日中でも部屋が暗くなってしまいます。
目隠しだけならレースカーテンでも良いのですが、窓フィルムが特におすすめな理由をこの後に説明していきます。
特徴② 紫外線を抑える
目隠し効果だけではない、窓フィルムの特徴2つ目は紫外線を抑える効果です。
UVカットの加工によって、カーテンを開けていても紫外線を抑えてくれます。
これによって自分自身の日焼けの心配が軽減されるほか、家具や観葉植物にとっても紫外線による劣化を抑えることができます。
特徴③ 割れガラス飛散防止の役割
特徴3つ目は、割れたガラスが飛散するのを防止してくれる役割です。
特に強化ガラスでもない限り、割れた窓ガラスはその瞬間に部屋の中まで飛び散ってしまいます。
当然、飛び散ったガラスの破片が怪我に繋がります。
窓フィルムを貼ることで割れガラスの飛散を防ぎ、家族を怪我から守りましょう。
特徴④ 節電・省エネ効果
特徴4つ目は、冷暖房の節電・省エネ効果です。
窓フィルムを貼ることで、外気との熱伝導率を軽減することができます。
これによってエアコンの冷暖房の効きが良くなったと感じるでしょう。
エアコンの温度設定は1℃の変化で約10%の消費電力に効果があるといわれています。
物価高が続く今だからこそ、省エネで電気代を節約したいですね。
窓フィルムの貼り方
窓フィルムはホームセンターなどで買えますが、Amazonや楽天でもたくさんの種類や柄が選べておすすめです。
|
我が家は一番シンプルな「すりガラス風」にしましたが、
最近は、ステンドグラス風やブラインド風の柄もあり、お部屋のインテリアの一部として楽しむ人もいるみたいですね。
貼り方① サイズを測る
フィルムを貼る部分の窓サイズを測ります。
フィルムのカットは実際に測ったサイズより3cmくらい大きめにカットすると良いです。
貼り方② 拭き上げ
窓に汚れがないようにしっかりと拭き上げます。
毛羽立つタオルなどは避けてください。
昔ながらの手法ですが、新聞紙で拭き上げるのが最もキレイでおすすめです。
貼り方③ 水をたっぷり吹き付ける
霧吹きを使って、窓ガラス面にたっぷりと水を吹き付けます。
霧吹きは100円ショップで売ってるもの、水は水道水で大丈夫です。
水が流れるくらい吹き付けてください。
フィルム側もシートを剥がした接着面に同じくたっぷりの水を吹き付けてください。
手に持ちながらだと大変なので、床に置いて吹き付けるのが良いと思います。
貼り方④ 窓に貼り付け気泡を抜く
フィルムの一番上を両手で持ち、上から貼っていきます。
このとき水がたっぷりなので滑ってすぐにズレるかと思いますが、イライラせず続けましょう。
気泡ができますので、ゴムへらやタオルで外側へ逃がしていきます。
どうしても気泡が抜けない箇所は、あとからカッターで小さく切り込みを入れると簡単に抜けます。
貼り方⑤ 仕上げ
余分な部分をカッターでカットします。
定規などを当てながら、枠に沿ってカットするとキレイに仕上がります。
最後にタオルや雑巾で、はみ出た水を拭き上げて完成です。
まとめ
こちらが我が家の窓フィルムの様子です。
換気用の上窓だけ貼らないで外の様子が見れるようにしました。
雨の日はここから外を覗いています。
陽の光も十分に取り込むことができています。
UVカット加工されている点もうれしいですね。
初心者でも簡単にできる窓フィルムDIYをご紹介しました。
目隠し効果で外からの視線を気にすることがなくなり、日中はカーテンを開けてたっぷりの陽の光を部屋の中に取り入れることができるようになりました。
さらに冷暖房の節電効果も期待出来て、いったい一石何鳥なのでしょうか。
ちなみに個人的にありがたかったのが、冬場に窓ガラスの結露が抑えられたことです。
窓一式買い換えるとなると大変な費用ですが、これなら安くしかも簡単に取り入れることができます。
お向かいからの視線が気になってしまう人は、ぜひお試しください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。